コンテック/audit BCR
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バーコードと画像での薬種チェックと重量での錠数チェックを一度でできる調剤監査システム、audit BCR(コンテック社)について、主要スペックや特徴、使い勝手、実績・事例などを紹介します。
audit BCRのスペックまとめ

https://audit-bcr.com/
機種タイプ | 監査レンジ |
---|---|
読み取り方法 | 機器に入れて画像読み取り・重量読み取り/バーコードをスキャン |
調剤過誤防止機能 | 薬種判定/重量判定/画像保存/監査時の識別エラー学習機能 |
スピードアップ機能 | 複数台接続/追加トレイによる複数トレイ監査 |
メンテナンス | 手動更新 |
監査以外の便利機能 | コメント追加機能/ボディ一体化の大型タッチパネル画面 |
ミス防止×スピードUP!?
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スペック比較
audit BCRの特徴
計測機器や計測制御システムで実績豊富なコンテックの製品
audit BCRを手掛けているのは電子機器メーカーであるコンテック。産業用コンピュータでは豊富な実績を持ち、近年はIoTソリューションにも注力しています。
計測機器や計測制御システムによって培った技術やノウハウは調剤監査システムにも活かされています。
機能・性能・使い勝手

https://audit-bcr.com/function/
調剤監査システムならバーコードでの薬種チェックは必要最低限の機能。audit BCRではこれに画像撮影をプラスして、薬種判定をWチェックしているのがオススメポイントです。
さらに、錠数チェックはボディに内臓した計量デバイスに専用トレイを載せて、重量計測することで実現しています。
画像撮影や重量計測するにあたって、ピロー包装や輪ゴム留めはそのままで問題ないので、専用トレイでピッキングした一式をそのまま識別するだけ。監査結果は自動的に保存(約半年分の保存が可能)されますし、履歴のチェックにも大きな手間はかかりません。
導入のしやすさ
Audit自体のサイズは幅490×奥行440×高さ662mm(表示部立ち上げ寸法を含まず)。
PCはこの筐体に内蔵、12.1インチのタッチパネル画面はボディと一体化してあって、角度を調整できる構造になっています。
薬剤のチェックはボディ下部の扉を開いてトレイで出し入れするので、従来の監査レンジにありがちなイメージからすれば、コンパクトな筐体だといえそうです。
audit BCRの操作画面

画像引用元:https://bijicom.co.jp/audit
audit BCRの紹介動画
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=JlcRPIwZs7I
audit BCRの実績・事例
しろくま薬局 様 大阪府貝塚市
計数調剤の監査を行い監査履歴をデータで残すauditは、「一人薬剤師の抱えるリスクを軽減できるシステムと感じ導入を決定した」と同氏。現在、監査できる処方はほぼ全てauditを使用しており、「誤って調剤した薬品をauditが発見する事がある。人間だと見逃す可能性が高い規格違いの薬品もauditだと正確に監査でき、auditの導入で患者様に誤った薬品を投薬するリスクは減った。」とauditの導入効果を実感している。(後略)
参照元:audit BCR公式サイト
https://audit-bcr.com/casestudy/case/case1/
audit BCRの価格情報
価格は掲載されていないのでメールか電話で問い合わせをしてください。
公式サイトのaudit基本仕様では、一体型設計のaudit BCRには専用トレイが3枚付属していて、単体導入で事足りる場合もあるでしょう。相見積もりする時は専用PCやモニターなども含めたパッケージと比べてみましょう。
これに、「バックアップシステム、追加トレイ、ウィルス対策ソフト、複数台接続」がオプションとなっています。