Smart.i
公開日: |更新日:
今回は、2021年2月にワンズ・システムからリリースされた薬剤監査システム“Smart.i”について調査しました。
Cube .iリリースから5年、導入のしやすさにポイントを置いて登場したWeb限定版“Smart.i”のスペックや特徴について参考にしてみましょう。
Smart.iのスペックまとめ

http://www.ones-system.co.jp/NewHTML2020/images/Smart.i_leaflet_V1_Gaku.pdf
機種タイプ | 監査レンジ |
---|---|
読み取り方法 | ピッキング時/バーコード読取/重量読取/画像登録 |
調剤過誤防止機能 | 薬種判定/散剤一包化・水剤・軟膏の全量チェック/画像保存 |
スピードアップ機能 | 不明 |
メンテナンス | 要問合せ |
監査以外の便利機能 | 患者別、監査結果画像・データ保存/医薬品標準マスター搭載/コンパクトサイズ |
ミス防止×スピードUP!?
おすすめの調剤監査システムを
スペック比較
Smart.iの特徴
バーコードがなくても安心の画像監査機能
Smart.i は、Cube .i と同様に画像監査システムが搭載されている監査レンジです。
バーコード認識による薬剤判別はもちろん、バーコードがない薬剤でも画像登録により監査を可能としています。錠剤や軟膏、水剤など薬剤の種類にかかわらず対応している点もポイント。
バーコード・画像・重量などいくつかの読み取り方法で、薬剤師資格のないスタッフのピッキングでも薬剤過誤を防ぎます。
詳細まで確認可能な調剤トレーサビリティ
監査記録の保存ができることも役立つ機能です。
Smart.iは、ピッキング時に薬剤画像や数量を調剤トレーサビリティとして保存するため、過去のデータの詳細を確認することができます。監査記録を上手に活用することにより、薬剤の取り違えなどを未然に防ぐことも。
Smart.iによる監査記録は、患者にとっても薬剤師にとっても安心材料といえるでしょう。
小スペースでも導入できるコンパクトサイズ
Smart.i のセールスポイントともいえるのが、コンパクトなサイズ感です。
高さ30センチ、幅21.3センチに奥行き25センチのため、スペース確保が難しい調剤薬局などにも導入可能な点が特徴の一つ。
また、より導入しやすくするために、ソフトウェア費用を抑えることに成功。Cube .iの機能を生かした、コストパフォーマンスの良い監査システムとして提供しています。
everypick(エブリピック)の操作画面

画像引用元:ワンズ・システムHP http://www.ones-system.co.jp/NewHTML2020/images/Smart.i_leaflet_V1_Gaku.pdf
everypick(エブリピック)の紹介動画
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=NWlnEO7Fl5A
Smart.iの実績・事例
公式サイトでは、実績や事例の詳細は掲載されていませんでした。2021年2月にリリースされたばかりということもあり、今後導入数を延ばす可能性があります。これまで、コストやスペースの問題で導入を見送らざるを得なかった調剤薬局にも注目の監査システムではないでしょうか。
Smart.iの価格情報
公式サイトには価格情報は掲載されていませんでした。価格の詳細については、別途案内となっておりますので、直接確認してみてください。
メーカー情報
会社名 | 株式会社ワンズ・システム |
---|---|
設立 | 1997年1月 |
代表 | 平田初男 |
所在地 | 東京都豊島区南池袋3-18-36 |
事業内容 | 調剤薬局向けシステムの開発と販売 |