キューブイメージング/cube.i
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cube.iは、埼玉県で調剤薬局を展開しているグリーンファーマシーの子会社であるキューブイメージングとワンズ・システムが共同開発した、ピッキング作業のミスを防ぐ調剤監査システムです。ワンズ・システムのHPは2023年10月現在、ほとんど機能していないため、キューブイメージングのHPを参照しながら、cube.iの主要スペックや特徴、使い勝手、実績・事例などを紹介します。調剤監査システム導入の際にはぜひ参考にしてください。
参照元:キューブイメージング公式ページ https://www.cube-imaging.com/info/about-us/
参照元:ワンズシステム公式ページ http://www.ones-system.co.jp/
cube.iのスペックまとめ
![キューブイメージング/cube.i](../wp/wp-content/uploads/cubei-image.png)
https://joind.jp/search2/?mode=disp&key=24
機種タイプ | 監査レンジ |
---|---|
読み取り方法 | 機器に入れて画像読み取り |
調剤過誤防止機能 | 画像識別/数量チェック/画像保存 |
スピードアップ機能 | 薬歴参照/約1秒で自動監査/個別監査 |
メンテナンス | 要問合せ |
監査以外の便利機能 | 複数台のクライアントサーバー型に対応 |
ミス防止×スピードUP!?
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スペック比較
cube.i forの特徴
製造・販売元のメーカーの特徴
キューブイメージングは、埼玉県で調剤薬局を展開しているグリーンファーマシーの子会社として、安心・安全な調剤業務をサポートするために早稲田大学の画像研究室と10年以上の歳月を掛け開発した画像認識による高性能な調剤監査装置を提供しています。
cube.iの画像認識モジュールを応用したアプリケーションや、cube.iをより手軽に導入できるようサイズや価格をスマート化した製品も年内販売に向けて準備しています。
cube.iの機能・性能・使い勝手
cube.iは、薬剤の種類や数量、欠品の有無などを約1秒で監査できる高性能な機能を搭載しています。監査台に患者さんに渡す薬剤を置くだけの簡単操作で箱やJANコードの読み取りが必要ないため使い勝手も良く、判定エラーも音と色で明確にしてくれるためミスの軽減に役立ちます。
cube.iの導入のしやすさ
cube.iは、製品サイズが30㎝四方、重量も約8㎏と置き場所を選ばないコンパクトさが魅力です。医薬品標準マスターを搭載しているので、未登録画像も監査台に乗せるだけで登録可能です。一台はもちろん、複数台のシステム構成も可能です。医薬品マスターや薬剤の画像、重量、アプリケーションなどの更新データの配信もデータセンターからのダウンロードという形で配信予定ですので、マスターデータの修正や追加登録も容易にできます。
cube.iの導入後のサポート
cube.iの導入後のサポート及び、メンテナンスについては公式ページに記載がありませんでしたので、問合せが必要です。 お客様コールセンターや問合せメールフォームを設置しています。
cube.iの操作画面
![操作画面](https://www.support-dispensingaudit.net/wp/wp-content/uploads/cibei2.png)
画像引用元:https://green-pharm.sakura.ne.jp/wp/wp-content/uploads/Cube_leaflet_V1.pdf
処方箋に従ってピッキングした薬剤を、監査台に置くだけで薬剤の種類と数量を約1秒で監査できます。箱やJANコードが無くても、患者さんに渡す輪ゴム止めの状態でも可能です。判定エラーは音と色でわかりやすく警告し、薬剤に欠品があった際にも個別に監査できます。
cube.iの紹介動画
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=gnxs8pJ_CaI
cube.iの実績・事例
調剤薬局マツモトキヨシ 新松戸3丁目店で安心・安全な調剤のためにcube.iを導入しています。患者さんに渡す直前の状態(輪ゴム止め)の薬剤を載せての最終チェックは、導入前には調剤業務の工程が一つ増加するなどの点で薬剤師から懸念の声もありましたが、正確なチェック機能を有したcube.iの活用で調剤過誤ゼロを実現できるため、既に調剤業務に必要な過程として溶け込んでいます。
今後はさらなる安全・安心の調剤、薬剤師の働く環境の向上のために、全国にある調剤薬局300店舗での導入を検討しています。
引用元:三井情報株式会社公式サイト
https://www.mki.co.jp/mbel/business/cubei/assets/matsumotokiyoshi227.pdf
cube.i forの価格情報
キューブイメージングの公式サイトにはcube.iは選ばれる理由のひとつに「価格(投資回収を見据えた価格)」という記述があります。個別に見積もりを行っているようですので、人的コストやリスク回避に割く経費や、近い仕様の競合製品と相見積もりなどと比較してみましょう。