Windy/W監査システム
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高精度カメラの画像認識やヒヤリハット作成機能が要注目の調剤監査システム、W監査システム(Windy社)について、主要スペックや特徴、使い勝手、実績・事例などを紹介します。
W監査システムのスペックまとめ

http://www.e-windy.co.jp/wkansa/wkansa.html
機種タイプ | 監査レンジ |
---|---|
読み取り方法 | 機器に入れて画像読み取り |
調剤過誤防止機能 | 薬種判定/重量チェック/画像保存 |
スピードアップ機能 | 先行調剤 |
メンテナンス | 手動更新 |
監査以外の便利機能 | ヒヤリハット作成 |
ミス防止×スピードUP!?
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スペック比較
W監査システムの特徴
調剤薬局向けソリューションを9種類揃えるWindyが提供
W監査システムのメーカーは福岡の博多に本社があるWindy。
調剤薬局向けの各種ソリューションのラインナップは9種類。W監査システムの他にも薬剤ピッキングシステムや散薬監査システムなど多様な製品が揃っています。
他にも病院や診療所向けソリューションも手掛けるなど、医療・医薬関連業界に特化したシステムベンダーといえます。
機能・性能・使い勝手

http://www.e-windy.co.jp/wkansa/wkansa.html
W監査システムの一番の注目ポイントは高精度カメラによる画像認識技術。レセコンのデータと照合するにあたって、画像で識別した薬種をチェックするのはもちろんのこと、重量チェックも可能で、総量も端数もしっかり識別できるスグレモノです。
監査レンジなので監査自体はどうしてもピッキング後になってしまいますが、W監査システムにはピッキング作業の改善にも活かせるヒヤリハット作成機能があります。
ピッキングでミスが起きやすいケースを照合結果から見える化できるので、それらをヒヤリハットとしてスタッフにフィードバックすれば、ピッキングの人的精度向上も期待できるでしょう。
導入のしやすさ
W監査システムのサイズは幅490×奥行440×高さ670mm。重量は記載されていませんでした。
タッチパネル一体型の筐体で、監査台の上に設置すると操作画面はやや高めの位置となり、スタッフの身長によっては使い勝手に影響が出るかもしれません。
操作自体はトレイに処方薬を置いて、液晶画面でワンタッチするだけ。内蔵された高精度カメラでの撮影と重量チェックは自動なので、操作に慣れるのに時間はかからないでしょう。
W監査システムの操作画面

画像引用元:https://e-windy.co.jp/for-pharmacies/rakurec/
W監査システムの紹介動画
当てはまる動画が有りませんでした。
W監査システムの実績・事例
W監査システムの公式サイトには実績や事例は掲載されていませんでした。
一方、デモの申し込みは公式サイトの専用フォームからオンライン申し込みできるのですが、「デモ希望商品」という項目の選択肢にW監査システムはなかったので問い合わせをしてみましょう。
引用元:W監査システム公式サイト|デモ申し込み
http://www.e-windy.co.jp/demo/demo.html
W監査システムの価格情報
W監査システムの公式サイトには価格は記載されていませんでした。
また、薬剤ピッキングシステムという製品もあるので、問い合わせして両システムの位置づけや比較なども含めて見積りを出してもらうことをおすすめします。