佐賀電算センター/Taker-SS
公開日: |更新日:
調剤薬局向け在庫管理システムのオプションとして誕生した調剤監査システム、Taker-SS(佐賀電算センター社)について、主要スペックや特徴、使い勝手、実績・事例などを紹介します。
Taker-SSのスペックまとめ

https://www.sdcns.co.jp/product/medicine/mc02.html
機種タイプ | ハンディ |
---|---|
読み取り方法 | バーコードをスキャン |
調剤過誤防止機能 |
薬種判定/調剤包装コード単位の監査/数量監査/データ集計 |
スピードアップ機能 | 予製 |
メンテナンス | 要問合せ |
監査以外の便利機能 | 棚卸/返却入力 |
ミス防止×スピードUP!?
おすすめの調剤監査システムを
スペック比較
Taker-SSの特徴
Taker-SSのメーカーの特徴
Taker-SSのメーカーである佐賀電算センターは1963年創業。社名の通り佐賀県佐賀市を本拠地としています。まだ「IT」という言葉すらなかった時代からシステムインテグレーションやソフトウェア開発などを手掛け、現在ではグループ5社を束ねる中核企業となっているとアピールされています。
Taker-SSの機能・性能・使い勝手
Taker-SSはハンディ端末を用いてピッキング作業に間違いがないかをチェックするシステムになります。調剤包装コード単位の監査や数量の監査が可能であり、間違いが発生した場合には端末画面に注意喚起が表示されます。また毎日の調剤ピッキングデータを蓄積することができ、ヒヤリハット事例や調剤ミスの傾向なども確認できるようになっているとのことです。
Taker-SSの導入のしやすさ
公式HPでは「低コストで始められるクラウド型」であると訴求されています。元々はTaker-SSは佐賀電算センターが手掛ける在庫管理システム「Retriever」のオプションとして開発されたもの。ただし、国内主要レセコンメーカー各社との連動実績ありとのことで、既に薬局で導入しているシステムの多くと連携できる可能性は高いと見受けられます。Retrieverも導入しなければならないのかどうかについては明記されていませんでしたので、この点は佐賀電算センターに要確認となります。
Taker-SSの導入後のサポート
Taker-SSの製造元である佐賀電子センターの公式HPには、Taker-SSの導入後のサポートに関する具体的な情報は見当たりませんでした。ただし「保守に関する情報」として、サポート窓口にて質問や相談は受け付けていると明記されています。
Taker-SSの操作画面

画像引用元:https://www.sdcns.co.jp/product/medicine/mc02.html
こちらはTaker-SSの無線ハンディ端末に表示される「ピッキング画面」ならびに「棚卸入力画面」になります。対象となる薬品を端末で読み込み、予め入力された処方箋の情報と照らし合わせることで調剤ミスをチェック。その他にも、棚に薬品を戻す際や過去の処方データを元に予製調剤を行うなど、様々な使い方に対応できるとアピールされています。
Taker-SSの紹介動画
当てはまる動画が有りませんでした。
Taker-SSの実績・事例
Taker-SSを手掛ける佐賀電子センターの公式HPには、Taker-SSを導入した具体的な企業名の紹介や事例紹介などは見当たりませんでした。ただし、「国内主要レセコンメーカー各社との連動実績」がある、クラウド型の調剤過誤防止システムであると明記されています。
引用元:Taker-SS公式サイト
https://www.sdcns.co.jp/product/medicine/mc02.html
Taker-SSの価格情報
Taker-SSの公式サイトによると費用は導入形態に合わせて個別見積になるとのこと。デモ対応もしてくれるので、クラウド型システムに興味があるなら、ぜひとも相見積もりのひとつに入れてみてはどうでしょう。