富士フィルム/PROOFIT 1D
公開日: |更新日:
重量ではなく画像解析能力で端数まで数量測定ができる調剤監査システム、PROOFIT 1D(富士フイルム社)について、主要スペックや特徴、使い勝手、実績・事例などを紹介します。
PROOFIT 1Dのスペックまとめ

https://www.fujifilm.com/jp/ja/healthcare/pharmacies/pharmacy_assistance/proofit_1d
機種タイプ | 監査レンジ |
---|---|
読み取り方法 | 機器に置いて画像解析/バーコードをスキャン |
調剤過誤防止機能 | 薬種・数量判定/画像保存 |
スピードアップ機能 | 目視監査・機械監査・監査記録保管の3作業を同時に実施 |
メンテナンス | 自動更新 |
監査以外の便利機能 | レセコン連動 |
ミス防止×スピードUP!?
おすすめの調剤監査システムを
スペック比較
PROOFIT 1Dの特徴
富士フイルムの画像処理技術によって精度の高い自動判定を実現
PROOFIT 1Dは日本を代表する精密化学メーカー、富士フイルムの製品。特に画像・光学関連では抜きん出た技術を持ち、医療関連の様々なソリューションを展開しています。
薬剤監査支援ソリューションでは、富士フイルムが持つ画像処理技術によって精度の高い自動判定を実現しているのが特徴です。
機能・性能・使い勝手

https://www.fujifilm.com/jp/ja/healthcare/pharmacies/pharmacy_assistance/proofit_1d
PROOFIT 1Dは一包化監査支援システムです。処方箋とピッキングした薬剤との正誤を判定するのに、PROOFIT 1Dが採用しているのは画像処理技術。画像認識で識別するのは薬種だけでなく、数量もチェックできます。散剤は対応していませんが、一包化された薬でも正確な識別が可能で、電子天秤を内蔵しているわけでもありません。
いってみれば、人間が目視するのと同じように、見た目で薬種と数量を瞬時に判断するわけですが、もちろんスピードと正確性は人間の比ではありません。
ただし、正誤チェックはスピーディーでも、人間のピッキングが間違っていればやり直しで、ピッキング作業自体のスピードアップさや精度をアップにはつながらないのが悩ましいところ。
導入のしやすさ
PROOFIT 1Dの本体サイズは幅600×奥行600×高さ850mm。システム構成は23インチinchモニター、専用PC、ハードディスクドライブ、専用ルーター、専用受箱、専用USBカメラのセットとなります。
重量100kgの大型システムのため、ピッキング作業の邪魔にならないよう設置場所は入念に確認しておくと良いでしょう。
PROOFIT 1Dの操作画面

画像引用元:https://www.fujifilm.com/jp/ja/healthcare/pharmacy-and-health-support/pharmacy-assistance/proofit-1d-2
PROOFIT 1Dの紹介動画
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=PEYMf4sJwfo
PROOFIT 1Dの実績・事例
PROOFIT 1Dの公式サイトに実績や事例は掲載されていませんでしたが、利用シーンや操作マニュアルの動画が掲載されています。これを見れば、導入した場合のイメージもつかみやすいと思います。
営業拠点は全国にあるので、全国にチェーン展開している調剤薬局だとサポート面でも安心できます。
PROOFIT 1Dの価格情報
公式サイトに価格は掲載されていないので、お問い合わせフォームからコンタクトをとることになります。
PROOFIT 1Dの担当は富士フイルム富山化学となっていて、資料請求もできます。公式サイトに掲載されている情報もあるかもしれませんので、ぜひ問い合わせを!