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小回りの利くハンディタイプで
調剤監査システム4つを
比較してみた
スマートフォン・専用端末で操作するハンディタイプの調剤監査システムの中でも、複数台導入が可能な調剤監査システムを4つ厳選。調剤過誤防止機能・作業スピードアップ機能・メンテナンス・監査以外の便利機能といった視点で比較してみました。(2020年10月調査時点)
30日間無料
お試しからスタート |
他システムと連携で
機能拡充 |
老舗メーカー発の
お手軽システム |
全自動錠剤包装機
とも連動 |
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調剤過誤防止 |
補充時の
正誤チェック 棚に入れる時点での |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
予製
予製の監査をあらかじめ完了できる |
〇 | 〇 | ー | 〇 | |
画像保存
処方した薬の写真を撮影し、患者からの後日問合せにも記録をもとに対応できる |
〇 | ー | ー | ー | |
スピードアップ |
先行調剤
処方箋入力前に作業ができる |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
複数人同時調剤
1枚の処方箋を複数人で作業できる |
〇 | 〇 | ー | 〇 | |
ピッキング
ナビゲーション ピッキング順序をナビゲートしてくれる |
〇 | ー | ー | ー | |
導入 |
機種
機種によって設置場所の確保・工事の可否が異なる |
iPodtouch iPhone iPad があれば工事不要(専用PC不要) |
専用端末を 購入して導入 (+専用PC設置) |
スキャナ付 iPodtouch もしくは専用端末を 購入して導入 (+専用PC設置) |
専用端末を 購入して導入 (+専用PC設置) |
メンテナンス |
薬品マスタの更新
薬品マスタデータの更新方法 |
自動更新 | 手動更新 | ― | ― |
他 |
監査以外の |
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|
|
|
※表は横にスクロールできます
調剤過誤防止 | スピードアップ | 導入 | メンテナンス | 他 | |||||
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補充時の
正誤チェック 棚に入れる時点での |
予製
予製の監査をあらかじめ完了できる |
画像保存
処方した薬の写真を撮影し、患者からの後日問合せにも記録をもとに対応できる |
先行調剤
処方箋入力前に作業ができる |
複数人同時調剤
1枚の処方箋を複数人で作業できる |
ピッキング
ナビゲーション ピッキング順序をナビゲートしてくれる |
機種
機種によって設置場所の確保・工事の可否が異なる |
薬品マスタの更新
薬品マスタデータの更新方法 |
監査以外の |
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30日間無料お試しからスタート
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〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
iPodtouch iPhone iPad があれば工事不要(専用PC不要) |
自動更新 |
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他システムと連携で機能拡充
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〇 | 〇 | ー | 〇 | 〇 | ー | 専用端末を 購入して導入 (専用PC設置) |
手動更新 |
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老舗メーカー発のお手軽システム
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〇 | ー | ー | 〇 | ー | ー | スキャナ付 iPodtouch もしくは 専用端末を 購入して導入 (専用PC設置) |
― |
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全自動錠剤包装機とも連動
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〇 | 〇 | ー | 〇 | 〇 | ー | 専用端末を 購入して導入 (専用PC設置) |
ー |
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PICKING GO /アサイクル(株)
PICKING GOはキャンセル料などのペナルティなしで、無料のお試しができます。監査の正確性はもちろん、わかりやすい画面の操作性、画像保存の手軽さ、ピッキング導線のナビゲーションなど、「あったらいいな」を集約したような監査システムです。
iPhone等
ピッキング画面
薬品間違いは警告表示と警告音で知らせます。写真撮影もタブ切り替えで直感的に操作可能。
調剤過誤防止機能
- 画像保存
- 補充時の
正誤チェック - 予製
スマホで撮影した処方薬の画像を保存することができるので、事後に患者から問い合わせがあった時にもピッキングした薬のエビデンスとして問い合わせ対応ができます。補充する際の正誤チェック機能もあり、異なる薬を棚に入れるミス防止になります。
スピードアップ
- 先行調剤
- 複数人
同時調剤 - ピッキング
ナビゲーション
先行調剤機能は標準装備。棚番登録によって、ピッキング動線が最短になるようナビゲーションをしてくれるので、正確かつスピーディーなピッキング作業が可能です。複数スタッフでの同時作業も基本仕様となっています。
iPhone等へアプリ導入をするクラウド型
PICKING GOで利用するのはiPhone、iPad、iPod touchといったiOS端末。クラウド型システムのため専用PCの設置も不要。手元のタブレット端末にアプリをダウンロードすれば、大掛かりな設置工事は無しで導入できます。クラウド型のメリットはメンテナンスの場面でも発揮され、薬品マスタが手動ではなく自動更新されます。
非対面接客サービス「オンライン服薬指導」にも取り組める
- 在庫管理・棚卸と連動して業務効率化
- 予製作成で棚卸の時短
- オンライン服薬指導に対応
PICKING GOから、患者様の連絡先に電話、FacetimeやSkypeで連絡する機能を利用して、非対面での服薬指導ができます。オンライン服薬指導のツールとしての側面を持ち、コロナ禍の医療関連業務に役立つ機能を備えています。
PICKING GOの紹介動画(2:16)
メーカー情報
会社名 | アサイクル株式会社 |
---|---|
設立 | 2016年12月 |
代表 | 浅井 亨介 |
所在地 | 石川県小松市南浅井町ロ54-1 |
事業内容 | 薬局支援サービスの企画・開発・運営設立 |
ミスゼロ子 /(株)クカメディカル
クカメディカルでは、散剤監査システムや在庫発注管理システム、音声動画記録システムなど、調剤薬局の業務を効率改善するシステムを豊富にそろえています。それらと連携することでミスゼロ子の利便性もアップしていきます。
専用端末
専用端末の形状
ミスゼロ子専用の管理PCから無線LANで端末をつなぎます。
調剤過誤防止機能
- 画像保存
- 補充時の
正誤チェック - 予製
レセコン及び電子天秤との連携が可能で、ピッキング作業のミスがないかは薬品違いだけでなく半錠と1錠の差も含めて分量チェックもしっかりできるようになります。薬品棚に貼るバーコードシールは専用プリンターでなくても作成可能。
スピードアップ
- 先行調剤
- 複数人
同時調剤 - ピッキング
ナビゲーション
先行調剤機能によってピッキング作業のスピードアップを図るとともに、後照合機能によって正確性も担保できるシステムとなっています。また、1枚の処方箋に対して複数のスタッフが同時にピッキングする調剤も可能です。
専用のハンディ端末は10台以上接続可能
赤外線でバーコードを読み取る、業務用のハンディ端末を採用。接続可能な台数は10台以上で、公式サイトでの紹介はないものの端末の選択バリエーションがあるとなっています。バーコードをスキャンして、親指でボタン操作、画面で確認というのが基本操作です。
調剤薬局全体の業務システムとして対応範囲が広い
- バーコード読み取り後の実在庫チェックで棚卸対応
ミスゼロ子というシステム自体は専用PCにインストールして使うもので、レセコンや電子天秤、ジャーナルプリンタ、バーコードリーダー、タッチパネルなどとの接続もできます。調剤薬局全体の業務システムとしてカバー範囲は充実しています。
ミスゼロ子の紹介動画(5:05)
メーカー情報
会社名 | 株式会社クカメディカル |
---|---|
設立 | 1999年4月 |
代表 | 宗本 忠典 宗本 美嘉子 |
所在地 | 奈良市学園北1丁目13番8号 メインビル2階 |
事業内容 | 調剤ミス防止支援システム「ミスゼロ子」販売 医薬品卸業 医療機器・医療器材・介護用品などの卸売販売 調剤薬局の経営 パルムドール学園前・パルムドール学園南の経営 |
NEW PORIMS /(株)湯山製作所
NEW PORMISは専用デスクトップPCを核として各種デバイスなどを接続・連携することができるピッキングサポートシステム。ハンディタイプはiPodtouchか専用端末から選べるほか、別システムでコンパクトな据置タイプもおすすめです。
iPhone等+
専用端末
ピッキング画面
照合エラー時には、画面と音で注意喚起します。激・毒薬など注意が必要な薬物は赤字で警告を出します。
調剤過誤防止機能
- 画像保存
- 補充時の
正誤チェック - 予製
定番機能である補充時の正誤チェックだけでなく、作業時のエラーを統計データとして解析、レポートする機能を備えています。導入した実際の現場で起きやすいミスの傾向を見える化することで、より有意義な業務改善につなげられるでしょう。
スピードアップ
- 先行調剤
- 複数人
同時調剤 - ピッキング
ナビゲーション
先行調剤が可能で、iPodtouchにしろハンディ端末にしろバーコードスキャンからのレスポンスの速さをセールスポイントのひとつとしています。ピッキング作業時間の短縮+ミス防止を実現する上で、レスポンスの速さも不可欠な機能です。
iPodtouchにはジャケット型スキャナ装着
専用端末かiPodtouchのいずれかを選択できます。iPodtouchの場合、薬品を読み取るためのスキャナが外付けされています。NEW PORIMSの本体も、デスクトップPCもしくはノートPC型から選択可能。薬局の現場の体制・環境にあわせた機種を選ぶことができます。
現場に合わせたソリューションの組み合わせ
- 棚番ごとの数量入力で棚卸作業軽減
- ラベル・帳票プリンターと接続可能
NEW PORMISのメーカーである湯山製作所は、調剤監査システムに限ってもNEW PORMISを含めて10商品をラインナップ。調剤監査システムの幅広いノウハウがあるからこそ、痒い所に手が届く多様な機能を搭載しています。また1人薬剤師店舗向けシステムや投薬画像記録システムなどもあり、現場ニーズに合わせたソリューションを選べるのもメリットでしょう。
NEW PORIMSの紹介動画
当てはまる動画が有りませんでした。
メーカー情報
会社名 | 株式会社湯山製作所 株式会社ユヤマ |
---|---|
設立 | 1964年11月 |
代表 | 湯山 裕之 |
所在地 | 【大阪本社】大阪府豊中市名神口1丁目4番30号 【東京本社】東京都墨田区太平2-10-10 ユナイトビル錦糸町6F |
事業内容 | 病院、医院、保険薬局の調剤機器 設備・システム及び滅菌器 電子カルテシステムの開発・製造・販売 |
Pic-Che /(株)タカゾノ
Pic-Cheはタカゾノの調剤監査支援製品における専用端末で、上位システムとなる監査レンジと組み合わせて導入する必要があります。タカゾノには多様な調剤関連機器があり、Pic-Cheは全自動錠剤包装機や電子天秤などとの連携もできます。
専用端末
専用端末の形状
190gと片手操作にも負担がない軽量機器。
調剤過誤防止機能
- 画像保存
- 補充時の
正誤チェック - 予製
ピッキング途中で補充する場合、Pic-Cheの操作でその処方を充填モードにして作業状況を一時保存できます。これで補充時の正誤チェックが可能となります。
また、ピッキングミスがあった場合、警告画面と音に加えて端末バイブレーションによる3つのアラートで注意喚起します。
スピードアップ
- 先行調剤
- 複数人
同時調剤 - ピッキング
ナビゲーション
先行調剤や並行調剤、予製剤の調剤にも対応しているので、調剤薬局の現場に即したピッキング作業をしやすい体制づくりができます。水剤や散剤、全自動錠剤包装機からの払出薬剤は端末上で非表示化できるのも、現場作業に合った機能です。
バーコード読み取り精度の高さがPic-Cheのセールスポイント
Pic-Cheはピッキング作業専用のハンディ端末で、バーコード読み取り精度の高さをセールスポイントのひとつとしています。バーコードにカスレや汚れがあっても読み取れる確率が高いとのこと。
また、ハンディ端末としては2m落下試験をクリアしている頑丈さも安心材料です。
調剤履歴を制御PCに保存してエクセルなどで加工できる
- 全自動錠剤包装機と連動、手撒き分包にも対応
- 調剤履歴を制御PCに保存、CSV出力可能
Pic-Cheで行った調剤履歴は制御PCに蓄積されて、汎用性のあるCSV形式での出力が可能。エクセルやアクセスといったビジネス系ソフトでデータ集計するのに便利です。
同じメーカーの他製品との連動もできるので、利用シーンに合わせたシステム構成を検討したいところです。
Pic-Cheの紹介動画
当てはまる動画が有りませんでした。
メーカー情報
会社名 | 株式会社タカゾノ |
---|---|
設立 | 1963年8月7日 |
代表 | 北口 勤 |
所在地 |
【東京本社】東京都中央区勝どき3丁目12番1号 FOREFRONT TOWER 6階 【大阪本社】大阪府門真市柳田町4番17号 |
事業内容 | 医療機器・医療システムの企画・開発・製造・販売 |
※表は横にスクロールできます
商品名をクリックで 各商品の詳細ページへ |
監査タイミング | 導入方法 (タイプ・デバイス) |
調剤過誤防止 のための機能 |
スピードアップ のための機能 |
メンテナンス | 監査以外の 便利機能 |
---|---|---|---|---|---|---|
アサイクル PICKING GO |
ピッキング時 バーコード読取 |
iPodtouch iPhone iPad |
薬種判定 画像保存 補充時の正誤チェック 予製 |
先行調剤 複数人同時作業 ピッキングナビゲーション |
自動更新 | 棚卸 在庫管理との連動 オンライン服薬指導対応 |
タカゾノ Pic-Che |
ピッキング時 バーコード読取 重量読取 |
専用端末 | 薬種判定 画像保存 補充時の正誤チェック 電子天秤 予製 |
先行調剤 複数人同時作業 |
― | 全自動錠剤包装機と連動 調剤履歴を制御PCに保存、CSV出力可能 |
コンテック audit BCR |
ピッキング後 バーコード読取 画像読取 重量読取 |
監査レンジ | ― | ― | ― | ― |
湯山製作所(ユヤマ) NEW PORIMS |
ピッキング時 バーコード読取 画像読取 重量読取 |
iPodtouch 専用端末 |
薬種判定 | 先行調剤 | ― | 棚卸 |
ピーホット PHOTバーコード 監査システム |
ピッキング後 バーコード読取 |
監査レンジ | ― | ― | ― | ― |
富士フィルム PROOFIT 1D |
ピッキング後 画像読取 |
監査レンジ | 薬種判定 画像保存 |
先行調剤 | 自動更新 | ― |
MedicalFields MediMonitor |
ピッキング後 バーコード読取 |
監査レンジ | 薬種判定 画像保存 電子天秤 |
複数人同時作業 | 自動更新 | 棚卸 |
オークラ 情報システム 監査レンジ® |
ピッキング後 バーコード読取 |
監査レンジ | 薬種判定 電子天秤 |
― | 自動更新 | ― |
イシダ 調剤秤量 監査システム |
ピッキング後 バーコード読取 |
監査レンジ | 薬種判定 | ― | ― | ― |
モイネットシステム 調剤システム ファーミー |
ピッキング後 バーコード読取 |
監査レンジ | 薬種判定 | 先行調剤 | ファーミー:自動更新 | ― |
商品名をクリックで 各商品の詳細ページへ |
監査タイミング | 導入方法 (タイプ・デバイス) |
調剤過誤防止 のための機能 |
スピードアップ のための機能 |
メンテナンス | 監査以外の 便利機能 |
三井物産 エレクトロニクス cube.i for |
ピッキング後 | 監査レンジ | 薬種判定 | ― | ― | ― |
シンク GOHL Picking |
ピッキング後 バーコード読取 |
監査レンジ | 薬種判定 | 先行調剤 | ― | ― |
はぐろ薬局 Astraea |
ピッキング後 バーコード読取 重量読取 |
監査レンジ | 薬種判定 電子天秤 集計機能 |
― | ― | ― |
メディナビ missnon s |
ピッキング時 バーコード読取 |
ハンディ | 薬種判定 予製 |
先行調剤 | ― | 棚卸 |
佐賀電算センター Taker-SS |
ピッキング時 バーコード読取 |
ハンディ | 薬種判定 | ― | ― | ― |
Windy W監査システム |
ピッキング後 画像読取 |
監査レンジ | 薬種判定 画像保存 |
先行調剤 | ― | ― |
クカメディカル ミスゼロ子 |
ピッキング時 バーコード読取 |
専用端末 | 薬種判定 補充時の正誤チェック 電子天秤 集計機能 予製 |
先行調剤 複数人同時作業 |
手動更新 | 棚卸 NSIPS接続でレセコンとの連携が可能 |
グッドサイクルシステム ピッキング システム正 |
ピッキング時 バーコード読取 |
専用端末 | 薬種判定 補充時の正誤チェック |
先行調剤 | ― | ― |
チームラボ 超小型監査機 ダブルチェック |
ピッキング後 ヒートシール読取 |
監査レンジ | ― | ― | ― | ― |
メディング Meding.鑑査MC |
ピッキング時 バーコード読取 |
android | ― | 複数人同時作業 | ― | ― |
小西医療器 K-Pharos・K-Stage |
バーコード読取 | 専用端末 | 配合変化チェック・許容誤差(%任意)など | 先行調剤 | ― | 充填機能、音声読み上げ機能 |
タカゾノ KC-ai |
ピッキング時 バーコード読取 画像読取 |
監査レンジ | ― | 複数人同時作業 | ー | ー |
タカゾノ Rak-Che5 |
ピッキング後 バーコード読取 重量読取 |
専用端末 | 薬種判定 電子天秤 |
― | ― | データバックアップ機能 |
湯山製作所(ユヤマ) GS1チェッカー LIMITED |
ピッキング時 バーコード読取 |
iPodtouch 専用端末 |
薬種判定 | ― | ― | ― |
湯山製作所(ユヤマ) Hp-PORIMS |
ピッキング後 バーコード読取 |
iPodtouch 専用端末 |
薬種判定 | ― | ― | エラー統計分析 |
湯山製作所(ユヤマ) TabSight-S |
画像読取 | 専用端末 | 薬種判定 | 高速モード搭載 | ― | ― |
湯山製作所(ユヤマ) Barrera |
ピッキング時 バーコード読取 画像読取 重量読取 |
監査レンジ | 重量チェック 画像保存 補充時の正誤チェック |
4薬剤同時秤量 | 要問合せ | 上位システム連動 |
湯山製作所(ユヤマ) onedyEX2 |
ピッキング時 バーコード読取 重量読取 |
専用端末 | 重量チェック 補充時の正誤チェック 常用量・極量設定 |
マザーマスタ | 要問合せ | 上位システム連動 ユヤマ散薬分包機との連動 処方箋に印字されたQRコードから処方自動取り込み連動 |
湯山製作所(ユヤマ) YS-PC-DXII W smart |
バーコード読取 | 専用タブレットPC | 不明 | 不明 | 上位システムで実施 | 上位システム連動 |
湯山製作所(ユヤマ) YS-PC-DXII P smart |
バーコード読取 | 専用タブレットPC | 不明 | 不明 | 上位システムで実施 | 上位システム連動 ユヤマ散薬分包機との連動 |
ワンズ・システム Smart.i |
ピッキング時 バーコード読取 重量読取 画像登録 |
監査レンジ | 薬種判定 散剤一包化・水剤・軟膏の全量チェック 画像保存 |
不明 | 要問合せ | 患者別、監査結果画像・データ保存 医薬品標準マスター搭載 コンパクトサイズ |
TOSHO Xana |
ピッキング時 カセット挿入時バーコード読取 |
監査レンジ | 誤挿入防止機能IF搭載 補充時の正誤チェック |
U2ゾーン自動サーチ機能 横型包装機 |
要問合せ | スライドキャビネット収納 LEDガイド付マスフルオートコンベア搭載 フォトプリンター搭載 |
タカゾノ ATTELNO2 |
ピッキング時 バーコード読取 |
監査レンジ | 種類・規格のチェック 数量チェック |
複数人同時作業 | 要問合せ | カメラによる薬品画像保存 ジャーナルや画像付き帳票の出力 |
ワンズ・システム Cube.i・DRASS |
ピッキング時 バーコード読取 |
監査レンジ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 採用薬の登録 |
そもそも調剤監査システムとは
調剤監査システムとは、薬剤師が用意した薬と処方箋が一致するか監査するシステム。調剤は薬剤師の手によるアナログ作業で行う調剤薬局が多く、予期せぬミスを起こしかねません。調剤過誤による健康被害が起きれば、調剤薬局の社会的信用を損ねる大惨事にもなりえます。そうしたミスの軽減や薬剤師の作業の支援を行うためのシステムが調剤監査システムです。
システムで出来ること
- 調剤過誤防止と薬局経営の効率化
- 調剤監査システムを使用することで、何の薬品を何点ピッキングしたのか記録し、処方箋の内容との照合をし不適切な調剤を判定することができます。調剤過誤をシステムによって未然に防ぐことで、薬剤師たちの負担軽減と、薬局経営の強化を図ることができるシステムです。 また、ミスの軽減はもちろんですが、ピッキングを監査・記録することで、処方後に患者から問合せを受けた際にもデータをもとにした的確な対応を行うことができます。
スマートフォン | ハンディ | 監査レンジ | |
---|---|---|---|
導入 | 既存所有のスマートフォンもレセコンに設定するだけで使用できる | 設置工事の手間が少ない | 設置の際に配線工事が必要になることがある |
サイズ | 小さい | 小さい | 大きい |
端末価格 | 5万円前後 | 15~20万円 専用PCの追加費用あり |
50~100万円 |
読み取り | バーコード | バーコード | 画像 |
作業手順 | ピッキング中に読み取らせるので、 監査台までの移動が不要 |
ピッキング中に読み取らせるので、 監査台までの移動が不要 |
監査台まで移動して、医薬品を並べて読み取らせる |
複数人での使用 | 複数台導入すれば、 一人一台使用できる |
複数台導入すれば、 一人一台使用できる |
1台を使いまわすので監査渋滞が起きる可能性がある |
クラウド | クラウドあり マスタ更新が自動になる。 |
基本非対応 | 基本非対応 |
※端末価格の他に、管理PCやセットアップ費用が別途発生する場合もあります。
※表は横にスクロールできます
導入 | サイズ | 端末価格 | 読み取り | 作業手順 | 複数人での使用 | クラウド | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
iPhone等 | アプリのダウンロードとレセコン設定で使用できる | 小さい | 5万円前後 | バーコード | ピッキング中に読み取らせるので、監査台までの移動が不要 | 複数台導入すれば、一人一台使用できる | クラウドあり マスタ更新が自動になる。 |
ハンディ | 設置工事の手間が少ない | 小さい | 15~20万円 専用PCの追加費用あり |
バーコード | ピッキング中に読み取らせるので、監査台までの移動が不要 | 複数台導入すれば、一人一台使用できる | 基本非対応 |
監査レンジ | 設置の際に配線工事が必要になることがある | 大きい | 50~100万円 | 画像 | 監査台まで移動して、医薬品を並べて読み取らせる | 1台を使いまわすので監査渋滞が起きる可能性がある | 基本非対応 |
※端末価格の他に、管理PCやセットアップ費用が別途発生する場合もあります。
導入したらどうなる?
調剤監査システムの
メリット
現場スタッフのミス防止や業務効率のアップなど、調剤監査システムを導入することは薬剤師にも経営陣にもメリットがあります。調剤監査システムの導入前後でどんな効果が得られるのか、具体的な業務シーンを紹介します。
調剤監査が
人力ではなくシステムになると…
怯えて日々ストレス
損害賠償に
頭を抱える
調剤のストレス軽減!
会社の信頼が盤石に
薬剤師同士のダブルチェックが
不要になるので…
患者対応の時間がない
人事に対する悩み
服薬指導にあてられる
動員して
人件費削減
調剤監査システムの導入の注意!
あるある失敗事例
調剤監査システムは薬剤師の負担を軽減する一方で、薬剤師の作業環境との相性の問題もあります。そのため、導入してみたものの失敗してしまったと感じている現場もあります。
現場の薬剤師から
邪魔だと言われてしまう
据え置きの監査レンジを導入した場合によく聞かれる失敗例です。監査レンジそのものが大きく、予想以上に薬局内で場所を取り、ピッキングなどの通常業務の邪魔になってしまうケースがあります。
調剤スピードが
今までより落ちてしまう
調剤薬局の現場は、正確性に加えてスピードも重要。普段の業務に加えて調剤監査システムの操作がプラスされると、ひと手間増えることになります。またシステムの操作や結果が出るまでの待ち時間から、監査待ちの行列ができてしまうといった問題も。待ち時間の問題は監査レンジに起こりがちなトラブルです。
費用対効果が見合わないと
判断されてしまう
調剤監査システムをせっかく導入しても、現場の薬剤師たちが使わなくなってしまえば、会社にとって無駄なコストです。費用対効果が合っていないと会社から判断されて、調剤監査システムの便利さが浸透する前に撤退してしまう企業も多々あります。
調剤監査システムの選び方
導入してから「失敗した」と思わないためにも、調剤監査システムの選び方のポイントを覚えておきましょう。
まず操作端末のタイプで選ぶ
- 作業スペースが限られている薬局は、小回りの利くハンディタイプを
- 据え置きタイプはどうしても場所が必要ですが、ハンディタイプであれば場所を取りません。現状の環境のまま、調剤監査システムの導入を可能にしますので、作業スペースが狭い、あるいは広くは取れない場合にはハンディタイプがおすすめです。
調剤過誤だけでなく、
スピードもチェック
- 複数人で同時使用可能なものを選ぶべし
- 実際に現場へ導入することを考えれば、調剤スピードを落とすわけにはいきません。薬剤師が複数人いる場合には、同時に1枚の処方せんのピッキングが可能なシステムがおすすめ。一人のみしか使用できないシステムの場合、他に使用者がいると作業ができませんが、複数人同時使用可能なシステムであれば問題ありません。
価格を比較してみる
- 見積りをとりつつ、お試し期間があるか問い合わせる
- システムは見積りをとってみないと具体的な価格がわかりません。また操作性も、実際に使ってみないと分からないことが多いのも事実。そこで、価格の見積りを依頼しつつ、試験導入が可能かメーカーに問い合わせてみましょう。実際に使用してみることで、より確かな費用対効果をチェックできます。
調剤監査システムの費用は様々です。安いものであれば10万円前後で導入できますが、監査レンジや周辺システム一式まで導入する場合、100万円以上かかるものもあります。
費用目安について詳しく見る
「錠剤」を監査するシステムです。錠剤の監査により、ミスや薬剤師の負担軽減が可能になります。こちらも様々なタイプが登場しており、それぞれ長所が異なります。
錠剤監査システムについて詳しく見る
散剤の配合や監査システムです。散剤の調合・配合の手助けまで行ってくれるものもあるなど、こちらも薬剤師の負担・ミスの軽減をサポートします。
散剤監査システムについて詳しく見る
ピッキングの監査を行います。据え置きレンジタイプからハンディタイプまでこちらも様々。ピッキングの効率化やミスの軽減が期待できるシステムです。
ピッキング監査システムについて詳しく見る
薬剤師の調剤ミスは続発しています。もちろんミスをしたいと思っている薬剤師などいませんが、ヒューマンエラーはどうしても起きてしまうもの。だからこそ、システムを活用することで薬剤師の負担を軽減することが求められています。
調剤過誤の防止・対策
- 調剤過誤がなぜ起きるのかを考える
- 調剤過誤の防止・対策の一歩目は「なぜ調剤過誤が起きているのか」を把握する点にあります。環境が悪いのか、人員配置が悪いのか。原因の訴求により、「ではどうするのか」が見えてます。監査システムは多々ありますが、「どうするのか」という需要にマッチした監査システムの導入こそ、重要なポイントになります。問題意識共有のためにも、過去の事例や慰謝料をチェックしておくことも重要です。
ヒヤリハット防止・対策
- ヒヤリハットで環境改善
- ヒヤリハットはあってはならないものではありますが、一方ではヒヤリハットで済んでいると考えることもできます。つまり、他の環境でのヒヤリハットを知ることで、自らの環境では同じ過ちを犯さないよう、注意喚起が可能になります。そのためにも、ヒヤリハットの事例も共有しておくとよいでしょう。
薬局を経営するためには、いくつか抑えておくべきポイントがあります。特に今後、薬局環境が大きく変化する可能性がある点は覚えておかなければなりません。
調剤薬局の待ち時間は患者にとっては苦痛。待たせないために頑張っているとしても、患者にとってはストレスとなり、クレームに発展してしまう可能性も。そのような事態に発展させないために、何が必要なのでしょうか?
一人薬剤師環境は、薬剤師にとっては大きな負担ではありますが、今後一人薬剤師環境は増加傾向になることが予想されています。そのため、薬剤師のためにも一人薬剤師環境を整えることが求められます。その具体的方法について、見てみましょう。
2019年4月2日厚生労働省から通知された「0402通知」は、今後の薬剤師、さらには調剤・薬局環境を大きく変える可能性があります。0402通知についてや、今後の環境についてもまた、覚えておかなければならないでしょう。
薬剤師の常駐廃止はこれからのスタンダードになる可能性があります。そこで、薬剤師常駐廃止時代に向けて今から何を備えておけば良いのかもまた、経営する側としては意識しておかなければならないことです。
薬剤師以外でもピッキング補助が可能になる時代はメリットもあればデメリットもあります。特にピッキング業務は薬剤師でさえミスが出てしまう大変な作業。ミスを出さないために、何が必要になるのか、そのヒントを探ってみましょう。
医薬分業の推進などを受けて薬局数が増加しているため集客の必要性が高まっています。集客に取り組まない薬局は、生き残りが難しくなっていくでしょう。患者様から選ばれるため、どのような施策を実施すればよいのでしょうか。ここでは、薬局が取り組みたい集客方法や集客で意識したいポイントなどを解説しています。
後継者不足や競合他社との競争に悩まされている調剤薬局は少なくありません。これらの問題を解決する手法として注目を集めているのが、企業の合併と買収を意味するM&Aです。M&Aには、どのような効果を期待できるのでしょうか。ここでは、M&Aの概要と調剤薬局におけるメリット・デメリットなどを解説しています。
薬局のBCPは一般企業とは違います。一般企業は災害時に業務量が減ることが多いですが、薬局は反対に業務の量・範囲ともに拡大する可能性が高いためです。そのためBCP策定のためには薬局という立場からポイントを押さえることが大切です。薬局BCP策定のポイントを見ていきましょう。
薬局経営で2店舗目を展開するなら、1店舗目の経営が安定し、資金にゆとりがあるタイミングで展開しましょう。しかし多店舗経営にはメリットもデメリットもあり、気をつけるべきポイントもあります。薬局経営の2店舗目展開について、さらに詳しく見ていきましょう。
- これからの時代を見据えたシステム
- PICKING GOは調剤監査はもちろんですが、オンライン服薬指導も可能なツール。今後の調剤・薬局環境の変化にも十分対応可能なシステムをご紹介します。