調剤監査システムの
導入事例まとめ
調剤ミスの防止や業務効率の向上を目的に、調剤監査システムを導入する薬局が増えています。しかし、システムごとに搭載されている機能や得意とする領域が異なるため、自院の業務に最適なものを判断するには、実際の導入例を知ることが重要です。
このページでは、さまざまな調剤監査システムの特徴とあわせて、導入前に抱えていた課題、導入後にどのような変化が生まれたのかを分かりやすくまとめています。具体的な運用イメージをつかみたい方や、システム選定を検討している方は、有益な比較材料としてご活用ください。
PICKING GO
(ピッキングゴー)
PICKING GOは、スマートフォンやiPadといったiOS端末で利用できるクラウド型のピッキング監査システムで、直感的に操作できる分かりやすい画面構成が特徴です。専用端末を必要としないため、初めて調剤監査ツールを導入する薬局でも扱いやすく、スタッフ全員が迷わず使用できます。
導入時に特別な機器を設置する必要がなく、レセコンとの連携設定とアプリのインストールだけで運用を始められる手軽さも強みです。薬局内の限られたスペースを圧迫せず、持ち運びもしやすいため、環境に左右されず導入・活用できます。
また、専用端末を最大30日間無料で試せる体験版が用意されており、iOS端末を所有していない薬局でも機能性を確認できる柔軟さも魅力です。初期導入のハードルを下げつつ、必要な監査機能をしっかりカバーできる点が選ばれている理由となっています。
コメヤ薬局への導入事例

https://cp.pickinggo.pdszero.com/
導入前の課題
コメヤ薬局では、薬剤の規格違いや取り違いといった調剤ミスの防止が大きな課題となっていました。また、薬剤師以外のスタッフもピッキングに関われる体制を模索していたものの、既存の監査ツールは費用が高く仕様も限定されていたため、導入には踏み切れない状況でした。さらに、調剤準備作業の効率化や安全性向上を実現するための仕組みが整っていない点も問題視されていました。
導入後の効果
PICKING GOを導入したことで、規格ミスや別薬剤を誤って準備するケースが解消され、作り直しにかかる負担が大幅に減少しました。調剤準備画面には病院名や診療科まで表示され、過去データの選択も分かりやすくなったことで作業がスムーズに進むようになっています。
監査結果を写真で残せるため、服薬指導後の問い合わせにも迅速に対応できるようになりました。また、ナビゲーション機能により薬剤師以外のスタッフでも迷わずピッキングできるようになり、レセコン入力の誤りにも気づきやすくなるなど、薬局全体の生産性と安全性向上に直接貢献しています。
everypick(エブリピック)
everypickは、複数の薬剤をまとめて管理できるオリジナルJANコードの作成機能を備えたピッキング支援システムです。バーコードを読み取るだけで数量登録ができ、棚卸し作業を効率化できる点が特長です。ピッキングの回数を減らしつつ、正確な薬剤管理を実現できます。
導入はシンプルで、iPhoneにアプリをインストールし、レセコン設定を行えばすぐに運用を開始できます。すべてのレセコンメーカーに対応しており、管理には既存のパソコンが使えるため、新たに専用機器を購入する必要がありません。追加費用なく複数台を運用できるため、大型店舗や多店舗展開でも柔軟に導入できます。
導入後は操作方法の説明を含む手厚いサポートが受けられ、継続的なバージョンアップによって新機能も無料で利用可能です。薬局からの要望が反映されやすく、アップデートにより利便性が高まっていく仕組みが整っています。また、トラブル時もすぐ相談できる支援体制が確保されています。
アーク調剤薬局 金沢南店への導入事例

https://everypick.pharumo.jp/
導入前の課題
アーク調剤薬局 金沢南店では、調剤監査システムが業務の流れを妨げるのではないかという懸念があり、限られたスペースの中で導入しやすいツールを探していました。特に、箱型の監査機器は設置場所を取るため、既存の作業環境を圧迫せずに運用できるシステムが求められていました。
導入後の効果
everypick導入後は、薬の渡し間違いがほぼ完全に防げるようになり、特に先発医薬品とジェネリック、規格違いの取り違えが大幅に減少しました。監査時に撮影された画像をクラウド上で確認できるため、「薬の数が違う」「種類が違う」といった問い合わせにも迅速かつ正確に対応できるようになっています。
さらに、iPhoneだけで柔軟に利用できる手軽さから、現在では全15店舗で導入され、薬剤師にとって欠かせないツールとなっています。薬局全体の業務負担を増やすことなく安全性を高められる点が高く評価されています。
Xana
Xanaは、横型の包装機構を採用した全自動錠剤分包機で、従来の縦型タイプでは難しい高速処理を実現しています。上下に動く錠剤投入ホッパーによって複数種の錠剤を連続的に一包化でき、大量処方が集中する現場でも安定した処理能力を発揮します。
最大400種類の錠剤を収納できる独自のスライドキャビネット構造を備えており、省スペースで高い収納効率を確保できる点も特徴です。錠剤不足を自動で知らせる機能により、在庫管理から補充のタイミングまで一括で把握でき、発注漏れを防ぎながら作業負担を軽減できます。
操作は本体のタッチパネルで行うため、新しいスタッフでも扱いやすく、調剤結果の確認や使用量の集計を行える制御システム「T-Wave」によって、分包から記録管理まで一連の作業をスムーズに進められます。大量処方を扱う薬局や在宅支援業務に向いた、実用性の高い分包システムです。
グリーン薬局 須磨在宅支援センターへの導入事例

https://www.tosho.cc/case/green_yakkyoku/
導入前の課題
グリーン薬局須磨在宅支援センターでは、病院や介護施設からの依頼に応じて多数の患者の処方を一包化しており、分包処理能力の向上が欠かせない状況でした。多種多様で膨大な処方を扱うため作業量が大きく、ヒューマンエラーが起きやすい環境でもあったため、より精度の高い分包と監査が強く求められていました。
導入後の効果
Xana-EUの導入により、高速かつ正確な分包処理が可能になり、膨大な一包化業務を安定してこなせる体制が整いました。コンパクトな筐体でありながら幅広い錠剤サイズに対応でき、既存の調剤台に設置しやすい点も現場に適していたとのことです。
操作性に優れているため、新しいスタッフでもスムーズに扱えるようになり、カセットのセットや包装紙交換など日常作業も効率化。トーショーのサポート体制も評価され、継続的に安心して運用できる設備として活用されています。
TabSight-S
TabSight-Sは、従来機から内部処理を大幅に見直し、1包あたり約1秒で照合できる高速鑑査を実現した自動鑑査システムです。処方量の多い施設でもスムーズに運用でき、鑑査速度は「高速」「標準」「丁寧」のように用途にあわせて切り替えられるため、作業負荷や体制に応じた柔軟な運用が可能です。
透明薬品や1/4錠といった従来機で認識が難しかった錠剤にも対応しており、照合できる薬剤の幅が拡がったことで鑑査業務の精度向上にもつながります。分包品の引き込み機構も改善され、長期処方の大量鑑査時でもストレスなく使用できる安定性を備えています。
オプションのセカンドモニターを活用すれば、調剤室で分包品を通した後に鑑査室で照合内容を呼び出して確認する、といった分業的な運用も可能です。ユヤマのアフターメンテナンスは既存設備を長く使い続ける方針を重視しており、導入後の安心感も評価されているポイントです。
加賀こころの病院への導入事例

https://www.yuyama.co.jp/user-report/597/
導入前の課題
加賀こころの病院では、精神科病棟の入院患者へ確実に薬剤を届けるため、すべての処方を一包化して提供していました。一包あたりの錠剤数が7〜8錠に及ぶケースも多く、全包鑑査が大きな負担となっていたほか、鑑査に要する時間もスタッフの負担を増やしていました。
さらに、多数の患者の鑑査を少人数で対応していたため、業務が重なった際の精神的な負荷が大きく、体調不良者が出た時期には業務継続が困難になるほど逼迫していました。ヒューマンエラーのリスクも高まっており、鑑査作業を効率化しつつ安全性を保つ方法が求められていました。
導入後の効果
TabSight-Sの導入によって鑑査に対する心理的負担が大きく軽減され、特に「全包を同じレベルで確認し続ける」必要がなくなった点が改善につながりました。分包品は一度TabSight-Sに通したのち、スタッフは1包目とエラー表示があった包に重点を置いて確認する運用に切り替わり、疲労度が大きく改善しています。
鑑査業務にかかる時間が短縮されたことで、「作る作業」よりも「内容の確認」に時間を使えるようになり、調剤業務全体の質も向上しました。長期処方が多い現場でも安定して使用でき、スタッフの業務負担を抑えながら正確な鑑査を維持できる環境が整ったとのことです。
audit BCR
audit BCRは、バーコードと画像認識による薬剤識別と、重量計測による数量確認を同時に行える監査システムです。処方薬をトレイに置くだけで種別と乗数を判定でき、監査作業をスピーディーに進められます。監査結果は自動保存され、過去履歴の確認や印刷も簡単に行えます。
薬剤師ごとの監査実績を記録できる管理機能や、一包化した薬剤を追加で撮影して画像として残せる記録機能など、日々の監査状況を可視化しやすい点も特徴です。パソコン内蔵型の一体型設計のため、省スペースで設置しやすく、薬局の作業動線を変えずに導入できます。
導入後は公式サイトのテクニカルサポートから技術相談ができ、修理や保証の情報もオンラインで確認できるため、運用面の不安を抑えながら長期的に使用できる環境が整っています。
オール薬局 ゆめモール西条店への導入事例

https://www.audit.contec.com/case-study/case38/
導入前の課題
オール薬局では以前からバーコード読み取り型の監査システムを導入し、薬剤の取り違えは大幅に減少していました。しかし、数量の誤りについては依然として発生しており、「薬剤識別だけでなく数量まで正確に確認できる仕組み」が新たな課題となっていました。
複数店舗の運営を担う本部では、数量ミスの防止が薬局全体の品質向上に直結する重要なテーマとなっており、識別と計量の両方を一度に行える監査機器を求めていました。
導入後の効果
audit BCRは、複数の薬剤をまとめて識別し、同時に数量まで計測できる点が評価され、ゆめモール西条店へ導入されました。導入後はピッキング段階から人と機械でダブルチェックできるようになり、数量ミスが大きく減少しました。AI認識の特性を理解し、薬剤を離して置く・2回に分けるなど工夫することで、よりスムーズな運用が実現しています。
監査結果が明確に表示されるため、スタッフの意識も向上し、非薬剤師スタッフでも自信を持ってピッキング補助に取り組めるようになりました。調剤作業にかかる時間が短縮されたことで、薬剤師が患者対応により多くの時間を割けるようになり、現場では「今では欠かせないツール」として定着しています。
PROOFIT 1D Ⅱ
PROOFIT 1D Ⅱは、富士フイルムが写真・医療分野で培った画像処理技術を活かし、高精度な錠剤検出を高速で行える鑑査システムです。AIによる薬剤識別精度が高く、一包化薬を一錠ずつモニター上に整列して表示するため、過不足や取り違えを瞬時に確認できます。
監査操作は、バーコード読み取りと分包情報の確認、本体へのセットだけで完了するシンプル設計。初めて扱うスタッフでも迷わず操作できるユーザビリティの高さが特長です。マスタ自動更新やアプリの自動アップデートにも対応しており、導入後の運用負担も抑えられます。
本体は大型装置のためある程度の設置スペースは必要ですが、専用受箱や周辺機器を含めた運用を想定した設計になっており、病院規模の大量処方にも対応できる安定性と処理能力を備えています。
総合相模厚生病院への導入事例

https://www.fujifilm.com/jp/ja/healthcare/pharmacy-and-health-support/pharmacy-assistance/proofit-1d-2/case-studies/sagami-kousei-hp
導入前の課題
総合相模厚生病院では、院内処方の一包化薬を薬剤師の目視のみで監査しており、確認に要する時間が大きな負担となっていました。1日約80枚、月4,400品に及ぶ一包化薬を限られた人数で対応していたため、作業の効率化と正確性の両立が課題となっていました。
薬剤を素早く見分ける能力が監査品質に直結してしまう状況にも違和感があり、「誰が対応しても一定の品質で監査できる体制づくり」が必要と考えられていました。
導入後の効果
PROOFIT 1D Ⅱの導入により、一包化薬を1錠ずつ整列表示して確認できるようになり、監査作業のスピードと精度が大幅に向上しました。その結果、これまで監査に割り当てていた約1.5人分の薬剤師を病棟業務へ移すことが可能になり、業務全体の効率化に寄与しています。
また、「監査が早くなった」だけでなく、「安心してチェックできるようになった」という声が多く、心理的な負担が軽減された点も大きな変化として挙げられています。刻印を強調表示する機能により視認性が上がり、従来のように薬包を回転させたり虫眼鏡を使う必要もなくなりました。ラベルレイアウト変更にも対応し、患者ごとの配慮やハイリスク薬のマーク付与など、医療安全にも応用されています。
MediMonitor
MediMonitorは、バーコードとQRコードを読み取るだけで鑑査できる簡易操作が特長の監査システムで、普段スマートフォンに慣れているスタッフであれば直感的に扱えます。人による平均6秒の鑑査に対し、MediMonitorでは約4秒で処理できるとされ、業務負担の軽減にもつながります。
導入はスムーズで、Android端末にアプリをインストールしIDを作成、レセコンに専用ソフトを入れて連動設定を行うだけで利用が開始できます。大がかりな機器を配置する必要がなく、月額5,500円で運用できる点は、小規模から中規模薬局でも導入しやすいポイントといえます。インターネット非接続のレセコン環境でも、中継器やサーバーを用意すれば利用可能です。
導入後はメールでのサポートに随時対応しており、有料出張サービスでは電話サポートも受けられるため、初めて監査システムを導入する薬局でも安心して運用できます。
大信薬局への導入事例
大信薬局では、MediMonitorの正確な鑑査性能と操作のしやすさが高く評価されています。特にQRコード処方箋との相性が良く、QRコード付き処方箋が多い薬局では必須ともいえるほど業務効率化に貢献しています。付属のタブレットは操作性が高く、バーコードリーダーの読み取り速度も速いため、監査業務がスムーズに進むようになりました。
予製薬や先調剤の確認も簡単になり、ミスの減少につながっているほか、現場では「なくてはならないツール」として定着しています。スタッフの負担を抑えつつ、正確性とスピードを両立できる点が導入の大きな価値となっています。
Pharmy
Pharmyは、8インチタブレットと軽量バーコードスキャナを組み合わせて利用する監査システムで、長時間の作業でも負担になりにくい点が特長です。処方入力と同時にピッキング作業を進められるため、業務の流れを止めることなく取り間違いを防げます。GS1コードを含むバーコードを読み取るだけの簡単操作で、スタッフ全体で扱いやすい仕組みになっています。
導入時は遠隔操作でインストール作業を任せられるため、PCに詳しくない現場でもスムーズに開始できます。無料デモも用意されており、薬局の環境やスタッフの状況に合わせた導入方法を提案してもらえる点も安心材料です。
導入後はリモート支援サービスにより、オペレーターが画面共有で操作説明を行うことが可能で、トラブル時にも迅速な対応が受けられます。プログラム更新はインターネット経由で自動反映されるため、常に最新の環境で運用できます。
ファン薬局への導入事例

https://www.moinetsystem.com/voice/fan-ueno/
導入前の課題
ファン薬局では、以前使用していたレセコンがWindowsのバージョンアップの度にシステム丸ごとの更新を必要とし、初期費用やランニングコストの負担が大きい点が課題となっていました。多店舗運営を行う中で費用面の見直しが必要とされ、長く使い続けられるシステムを探していました。
導入後の効果
Pharmyを採用した決め手は、コスト削減と使いやすさでした。初期費用やサポート料が従来より大幅に抑えられ、事務スタッフでも迷わず操作できるシンプルな画面設計が高く評価されたとのことです。処方入力画面では必要項目が分かりやすく配置され、前回処方との比較も視覚的に確認できます。
一包化の入力が簡略化されたことで、患者ごとの細かな要望への対応もスムーズになり、待ち時間短縮にもつながっています。薬品情報の更新が迅速で、新薬や薬価改定にもすぐ対応できるため、業務の正確性向上にも寄与しています。
さらに、労災レセプトの印刷や月次帳票作成が簡単に行えるようになり、日常業務の負担が大幅に軽減されました。レセコンの「親機・子機」トラブルに対応できる予備サーバー切り替え機能も備わっており、システム障害時でも業務を止めずに継続できる安心感が得られています。
操作性の面でも、画面がシンプルで見やすく、マウスだけでなくキーボード操作にも対応しているため、スタッフそれぞれの作業スタイルに合わせた運用が可能です。遠隔操作によるサポートも丁寧で、困った際にも迅速に対応してもらえる点が高い満足度につながっています。
missnon
missnonは、ピッキングデータとレセコン入力内容を照合し、取り間違いを防ぐための監査システムです。レセコンから処方データを受け取りながらピッキングできる「ピッキングモード」と、レセコン入力後に薬剤を照合する「後照会モード」を切り替えて運用でき、薬局の業務フローに柔軟に対応します。
数量監査機能を備えており、別担当者が数量を入力することでチェック体制を強化できます。さらに、散薬に関しては秤量値の照合により規定値を超えた際にエラーを通知するため、調剤ミスの未然防止にもつながります。
クラウド型システムのため専用端末を新たに設置する必要はなく、iPod touchを用いた薬剤撮影やバーコード読み取りにも対応しています。ワイヤレスで利用でき、電子天秤やサーマルプリンタとの連携も可能なため、省スペースで導入できる点も魅力です。
東京都A薬局への導入事例
導入前の課題
東京都A薬局では、一人薬剤師として業務を行う環境の中で、調剤ミスを防ぐための仕組みづくりが必要とされていました。特に監査を人的チェックのみに頼る状況では、規格違いやメーカー違いの取り違えが発生するリスクが高く、負担の大きさが課題となっていました。
導入後の効果
missnonを導入したことで、規格違いやジェネリック医薬品の取り間違いが大幅に減少しました。数量監査機能や照合機能が自動でチェックを行うため、一人薬剤師体制でも安心して調剤業務に集中できるようになっています。
採用の決め手は、iPod touchを端末として使用できる携帯性の高さでした。持ち運びしやすく、移動しながら調剤業務を行える点が現場で高く評価されています。
ミスゼロ子
ミスゼロ子は、レセコン連動によるピッキング照合で調剤ミス・調剤もれ・充填ミスを防止するシステムです。GS1コードを読み取るだけで薬剤情報と照合でき、容量違いにも反応するため、正確な薬剤選択を強力にサポートします。また、在庫発注管理システムやミスゼロ子Cameraと併用すれば、多方向からのミス防止と記録管理を行える点も特長です。
ハンディ端末で運用できるため場所を取らず、小規模薬局でも導入しやすい仕様です。端末は無線LANで接続し、レセコンとは有線LANで連動するため、既存環境にもスムーズに組み込めます。公式サイトではマニュアルや動画資料が公開されており、メールサポートやファイル共有での問い合わせにも対応しています。
十字堂薬局 しみず店への導入事例
導入前の課題
十字堂薬局しみず店では、薬剤師が1人で対応する時間帯があり、人的チェックのみで調剤ミスを防ぐことが難しい状況でした。特にメーカー変更が頻繁で出荷調整品も多い環境では、規格違いや取り違えが起こりやすく、監査システムの導入が重要な課題となっていました。
導入後の効果
ミスゼロ子を採用した大きな理由は、同業者での利用実績の多さと、提供元の担当者が問い合わせに迅速に対応してくれた点でした。スマホ型端末を採用したことで画面が見やすく、普段のスマホ操作と同じ感覚で扱えるため、現場での受け入れもスムーズに進みました。
導入後は、ピッキング後の照合で警告が表示される仕組みにより、メーカー違いや規格違いを何度も未然に防ぐことができています。さらに、照合時の写真保存機能を活用することで、患者からの問い合わせに対して薬剤提供時点の記録を確認できるようになり、安心材料として大きく貢献しています。
電話サポートも丁寧で、操作説明や運用上の疑問にも迅速に対応してもらえたことから、スタッフ全体が安心して運用できる環境が整いました。薬剤師の精神的負担が軽減され、「安心を買う」という気持ちで導入してよかったと感じているとのことです。